E社様にて、工場勤務者約40名を対象とした実践型防災訓練を実施しました
RSPコンサルティング株式会社では、BCP策定・運用支援を行っているE社様にて、工場勤務者約40名を対象とした防災訓練を実施しました。
E社様は、物流機器の製造をはじめ、物流・業務請負など幅広い事業を展開し、自動車メーカーや鉄鋼メーカー・航空会社などとの取引を行う企業です。
今回の防災訓練は、BCPコンサルティングの一環として実施したものですが、E社様では昨年、実際に工場で火災が発生した経験があります。
そこで、BCPの計画策定を進めるだけではなく、まずは「そこで働く一人ひとりが災害時に自分の身を守り、適切に行動できること」を優先し、社員向けの防災訓練を企画しました。
高齢者・外国籍従業員など、様々な人が働く工場だからこそ
工場では、年齢や国籍など様々なバックグラウンドを持つ方々が勤務しています。
災害時には、「マニュアルがある」だけでは十分ではありません。
地震や火災が突然発生した際に、そこで働くすべての人が情報を理解し、自ら安全を確保して行動できる仕組みが必要です。
そこで今回の訓練にあわせ、RSPコンサルティングでは外国籍従業員にも分かりやすい多言語対応の簡易安否確認ツールを作成。
さらに、災害発生時に必要となる地震・津波・避難情報などを多言語で確認できるツールも提供し、実際の使用方法について周知・確認を行いました。
「会社の防災」だけではなく「家庭の防災」も
訓練前半では、地震や津波などの災害に関する基礎知識に加え、
• 災害発生時にどのような行動を取るべきか
• 会社への安否報告をどのように行うか
• 正しい災害情報をどこから入手するか
• 自宅でどのような備えをしておく必要があるか
などについて、約40名の工場勤務者を対象に勉強会を実施しました。
企業のBCPを機能させるためには、会社だけが備えていればよいわけではありません。
従業員自身やその家族の安全が確保されて初めて、従業員は会社の復旧や事業継続に関わることができます。
そのため今回は、「会社の防災」と「家庭の防災はつながっている」ということも重要なテーマとしてお伝えしました。
実際に工場内を歩いて「その時どう動くか」を確認
座学終了後は、実際に工場内を歩きながら実地訓練を実施しました。
工場内に設置されている消火器や屋外消火栓の場所を実際に確認するとともに、地震が発生した場合に、それぞれの作業場所で「どこに身を寄せれば安全なのか」を参加者自身で考え、確認しました。
工場では、大型設備や資材、製品などが多数配置されています。
強い揺れが発生すれば、転倒・落下・移動など、平常時には想定しづらい危険が発生する可能性があります。
だからこそ重要なのは、
「地震が起きたら避難する」という知識だけではなく、自分が普段働いている場所で地震が起きた瞬間、まずどこで自分の身を守るのかを具体的にイメージしておくこと。
今回の訓練では、参加者の皆様と実際の職場環境を確認しながら、一人ひとりが「自分ならどう動くか」を考える機会としました。
BCPの第一歩は「そこで働く人を守ること」
BCPというと、事業復旧や代替生産、取引先対応などに目が向きがちです。
しかし、その前提にあるのは従業員の命と安全です。
特に製造現場では、働く人の年齢・国籍・担当業務・勤務場所などによって、災害時に直面するリスクも異なります。
RSPコンサルティングでは、BCPを「計画書を作ること」で終わらせるのではなく、企業ごとの現場・設備・働く人まで踏まえたうえで、
「実際に災害が起きた時に、一人ひとりが動けるBCP」
を目指しています。
今回の防災訓練で確認された内容や参加者からの気づきについても、今後のE社様のBCP策定・訓練へ反映し、より実効性の高い危機管理体制の構築を支援してまいります。
RSPコンサルティング株式会社は、BCP策定・見直しだけでなく、社員向け防災教育、初動対応訓練、災害対策本部訓練など、企業の実態に合わせた実践型のBCP支援を行っています。
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